お知らせ
「OSFC認定ワーキンググループ」の設置について
2021.12.26
宇宙とスペースポートをキーワードに、未来の価値創造にチャレンジするために新技術、新商品の開発等多目的なテーマに係わる活動を進めるOSFC・SBQ会員で組織するワーキンググループを「OSFC認定ワーキンググループ」として設置することとしました。
認定するワーキンググループは、OSFCが取り組むべき課題としてテーマを設定する「OSFCテーマ設定型ワーキンググループ」と会員が提案し審査に基づき認定する「会員提案型ワーキンググループ」の二種類とします。
Ⅰ OSFCテーマ設定型ワーキンググループ(2021年12月24日現在)
- 宇宙食ワーキンググループ
【活動の主旨】(目指すゴールのイメージ)
大分県下の特産品を原料に宇宙食開発を行います。かつての一村一品運動のような展開を参考に志向し、商品のラインナップが広がることを目指します。 また開発に際し、技術的な要素を共有し、さらには会員で共用できる有料製造施設等を創設することを目指します。 宇宙食を県内で持続可能な産業として社会実装することができるよう事業化検討へステップアップできるような活動に取組みます。 - 宇宙教育コンテンツ検討ワーキンググループ
【活動の主旨】(目指すゴールのイメージ)
大分県には科学館がないことに着目。箱ものは作らず、教育コンテンツで宇宙サイエンスを学べる環境機会を創出することを目的に活動します。「宇宙」×「学び」をテーマに、保育園児から高校生までの教育コンテンツを就学カテゴリー毎に検討し、最終的には連続性のある教育コンテンツメニューを確立し、県内市町村でワークショップを行い、社会貢献並びに事業化を目指します。 - 宇宙港を核にした地域創生ワーキンググループ
【活動の主旨】(目指すゴールのイメージ)
大分空港宇宙港を資源として今後得られる価値を構想し、別府湾周辺5自治体(国東市、杵築市、大分市、別府市、日出町)を中心に、大分県の将来ビジョンをデザインします。また、そのグランドデザインを県民市民一人一人がワクワクして強く実現を望むことで、行政や自治体が実行に乗り出し、宇宙港としての存在価値・利用価値を更に高める相乗効果が生まれると考え、生活、観光、教育、ビジネスなど30年後の未来の絵を描き、大分県や5自治体に提言することを目的とします。 - 精密衛星測位技術利用ワーキンググループ *現在調整中です。
Ⅱ 会員提案型ワーキンググループ
OSFCの設立の目的である宇宙・宇宙ビジネスの開発促進、衛星データの活用による新サービスの開発及び次代を担う子供たちの教育などに資することを目指すワーキンググル-プです。
- 提案型ワーキンググループの認定方法
- リーダー、構成メンバー、活動のテーマ、目指すゴールのイメージ、活動計画などを記載した申請書を事務局へ提出。※法人会員のメンバーは、参加に当たって所属長の承認を得ることとします。
- OSFC運営委員会(仮称)での審査を経て理事会で認定します。
- 提案型ワーキンググループの認定取り消し
- 目標の達成や新たなワーキンググループへの発展的解消を行う場合などの際には認定を取り消します。
- 不適切な運営などによりワーキンググループを解散させる必要があるときには、認定を取り消します。
Ⅲ 認定ワーキンググループの義務
- 継続的な活動を行い、定期的に活動報告を行うこと。
- 県内及び広く社会に向けた成果のアウトリーチ活動を行うこと。
- ワーキンググループの運営、活動経費の管理などを適切に行うことなど。
Ⅳ 認定ワーキンググループへのOSFCの支援
- 要請に基づき、アドバイスなどを行う有識者等の紹介や宇宙・宇宙ビジネス、教育に関する情報提供等を行います。
- ホームページ等によりワーキンググループの活動紹介を行います。
- アウトリーチ活動の広報、運営の支援を行います。
- その他、必要に応じワーキンググループの活動の推進に向けた支援を行います。
Ⅴその他
この認定制度の効果的な運用のため、定期的に制度を見直すものとします。
以上でございます。
今後、「OSFCテーマ設定型ワーキンググループ」の参加メンバーの募集や「会員提案型ワーキンググループ」の提案募集を行いますので積極的にご参加ください。